『新型コロナのPCR検査、抗原検査、抗体検査はどう違う?』についてTwitterの反応


合せが示され、他試薬でも検出感度が担保できれば使用可能。 抗原抗体反応を利用したイムノクロマト法によりウイルスの抗原を検出できる簡易検査キットの開発が期待されていて、2020年3月8日、台湾で新型コロナウイルス抗原を認識するモノクローナル抗体の作成に成功したことを明らかにした。原理はイムノアッセイで
34キロバイト (4,489 語) - 2020年6月29日 (月) 14:58



(出典 kamizono-kids.com)


 PCR検査は、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの診断に用いられる検査です。その原理や精度は以下の通りです。

原理:ウイルス遺伝子の特定の配列を増幅させて検出する

 PCRは、ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction)の略で、感染が疑われる人から採取した検体から、新型コロナウイルスの遺伝子の中の、特定の領域の配列を検出します。

 具体的には、綿棒のようなものを鼻から挿入し、鼻の奥の粘膜をこすって採取した検体、あるいは唾液から採取した検体を検査施設に送って、もともとはわずかしか含まれていないウイルス由来の配列を繰り返し増やして(増幅させて)、検出できるようにします。

 理想的な条件下では、増幅過程を1回行うたびに、ウイルスの特定の配列は2倍に増えます。増幅を2回行えば、2の2乗になります。検体中にウイルスがたくさん存在していれば、増幅回数が少ない段階で陽性と判断できますが、ウイルスが非常に少なければ、判定には時間がかかります。そこで、増幅過程を一定の回数繰り返してもウイルスの配列が検出できない場合を「陰性」としますが、これはウイルスが全く存在しないことを意味するわけではありません。検体中に、ごくわずかながらウイルスが含まれていた可能性は否定できません。